太陽光の家の実測ノート
太陽光蓄電池月次収支電気代

【2026年8月】夏休みでエアコンつけっぱなし|太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhの収支公開#2

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【2026年8月】夏休みでエアコンつけっぱなし|太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWhの収支公開#2

子どもの夏休みで昼も夜もエアコンをほぼつけっぱなしにした4人家族の、2026年8月の太陽光・蓄電池実測レポート。発電228.9kWh・消費425.9kWh・自家消費率95.8%。売電は10kWh・190円。蓄電池のロスを差し引いた実質の節約は約6,900円でした。電気料金の確定前にHEMS実績を公開します。

今月の結論:夏休みでエアコンつけっぱなし。それでも自家消費率95.8%

太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh付きの中古住宅に住んで3年目、4人家族の2026年8月の実測レポートです。

8月は子どもが夏休み。家にいる時間が長く、昼も夜もエアコンをほぼつけっぱなしにしていました。その結果、家庭の消費電力量は425.9kWh。それでも太陽光は228.9kWh発電し、発電した電気の95.8%を売らずに家庭内で使いました。

売電収入は190円。今月も太陽光は「売って稼ぐ設備」ではなく、夏の電気をなるべく買わずに済ませるための設備として働いています。

2026年8月の実測値(HEMSより)

項目 8月の実測 補足
発電 228.9kWh 7月の230.3kWhとほぼ同水準
売電 9.6kWh 電力会社の明細では10kWh
買電 227.8kWh
消費 425.9kWh 夏休みで昼夜エアコンをほぼ連続使用
蓄電池の充電/放電 93.0kWh/71.7kWh 充放電比率77.1%
自家消費率 95.8% (発電228.9−売電9.6)÷発電

HEMSの月間画面がこちらです。

2026年8月のHEMS月間実績画面。発電228.9kWh・売電9.6kWh・買電227.8kWh・消費425.9kWh・充電93.0kWh・放電71.7kWh

今月のお金まわり

項目 金額
売電収入(電力会社の明細) 190円
買わずに済んだ電気の価値(198.1kWh × 35円換算) 約6,900円
太陽光・蓄電池が今月働いた分の目安 約7,100円

売電は、電力会社の明細で10kWh・190円でした。HEMSの9.6kWhとは数字が違いますが、これは単純な端数処理ではありません。

理由は3つ考えられます。

  • 集計期間が違う:HEMSは1日〜末日の暦月ですが、電力会社の「◯月分」は検針日を基準にした期間です。実際、7月はHEMSが7.4kWhだったのに対し、明細は12kWhでした
  • 計測している機器が違う:HEMSは分電盤側のセンサー、明細は売電メーターの値です
  • 明細は1kWh単位で表示されます

つまり両者は「別の物差しで測った別の期間の数字」なので、そもそも一致しません。この連載ではHEMSの数字を基準にして、明細の金額は参考値として併記します。

ここは計算の仕方に注意が必要です。

発電228.9kWhから売電9.6kWhを引いた219.3kWhが「自家消費」ですが、この中には蓄電池で失われる分が含まれています。今月は93.0kWh充電して71.7kWhしか取り出せていないので、21.3kWhが充放電のロスとして消えました。この分は家電に届いていないので、電気代を減らしてはいません。

そこで、実際に買わずに済んだ電気の量は消費425.9kWh − 買電227.8kWh=198.1kWhで計算しました。35円/kWhで換算すると約6,900円。売電190円と合わせて、今月働いた分は約7,100円相当です。

(エネルギー収支で確認すると、発電228.9+買電227.8=456.7kWhに対し、消費425.9+売電9.6=435.5kWh。差の21.2kWhが蓄電池のロスとほぼ一致します)

ただし、これはHEMS実績を使った概算です。8月分の電気料金は記事公開時点でまだ確定していません。請求額が届いたら追記します。

連載でよく聞かれること:売電のお金はどこに入るのか

毎月レポートを書いていて、ここは分かりにくいだろうと思った点を2つだけ。

売電収入は電気代の請求と相殺されません。 買っているのがドコモでんき、売っている相手が東京電力パワーグリッドで会社が別なので、売電分は銀行口座に振り込まれます。金額が少なくても毎月入金されます。

蓄電池の充放電はどこにも出てきません。 メーターを通らないので、請求書にも振込明細にも「蓄電池のおかげで◯円」という行は立ちません。放電71.7kWhは買電227.8kWhを減らす形で効いています。

売電がいつ・どこに・いくら入るのかは、12ヶ月分の振込画面つきの記事に詳しく書きました。

7月と比べても、発電と消費はほぼ同じ

項目 2026年7月 2026年8月 前月差
発電 230.3kWh 228.9kWh −1.4kWh
売電 7.4kWh 9.6kWh +2.2kWh
買電 217.7kWh 227.8kWh +10.1kWh
消費 420.8kWh 425.9kWh +5.1kWh
自家消費率 96.8% 95.8% −1.0ポイント

発電量は7月からわずか1.4kWh減、消費量は5.1kWh増でした。子どもが夏休みで在宅時間が長く、昼も夜もエアコンを使った割には、数字は7月と大きく変わっていません。

蓄電池も93.0kWh充電し、71.7kWh放電しました。充電量に対する放電量は77.1%で、5年実測の平均値77%とほぼ同じです。

てつや

てつや(アラフォーリーマン)

夏休みで子どもが家にいるから、昼も夜もエアコンはほぼつけっぱなし。それでも発電した電気の約96%を家で使えた。売電190円より、買う電気を減らしてくれた方がありがたい。

この家の前提(毎月共通)

項目 内容
設備 長州産業 太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh(2021年5月設置)
入手 築3年の中古住宅に付帯・実質0円で引き継ぎ
家族 4人(夫婦+子2人)・栃木・都市ガス併用
電力会社 ドコモでんきBasic(50A)
累計実績 5年で発電13,284kWh・経済効果約38万円

設備の詳しい話・5年分の全データはこちらの記事にまとめています。前月との流れを見たい方は、2026年7月のレポートもどうぞ。


関連記事(太陽光・蓄電池のリアル)


注意事項: 本記事は我が家(栃木・4人家族・太陽光2.2kW)の単月実測です。発電量・電気代は地域・設備容量・天候・生活パターンで大きく変わります。買わずに済んだ電気の金額は35円/kWhで換算した概算であり、実際の請求額とは異なります。

てつや

この記事を書いた人:てつや40歳会社員・妻と子ども2人

  • 🏠 築3年で買った中古戸建て(2020年築)×太陽光2.2kW+蓄電池6.5kWh|5年分のHEMS実データを公開中
  • 📚 Kindle『築3年の中古戸建て2,750万購入記』著者
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